2008 年02 月18 日
スリップリング(電気接点)
アルミボウルに穴が空け終わったら、組み立てる。軸をとりつけて電球をつける。1球式の場合は軸の中に電線を通せばいいのだが、2半球式の場合は恒星球が回転すると電線がねじれてしまうので、スリップリングという摩擦で接触して回転する電気接点にしなければならない。このスリップリングというやつは実にやっかいな代物でたとえ電気科の人が作っても学園祭の当日はたいていまともに作動しない(マーフィーの法則)。摩擦で接点というのがあまり電気的ではないかららしい。天文同好会のプラネタリウム投影が大抵修理中なのはこのためだ。
まあそんなに何十回転もするわけではないので、1回転したら縄跳びの要領で架台を飛び越えるとか、1回ごとに逆回転して巻き戻しておくとかすればスリップリングはいらないとおもうが、つけたくなる気持ちはわかる。ヒゲキタも電池のプラスマイナス以上の電気知識があったら作っていたことだろう。
架台はカメラ三脚や天体望遠鏡の三脚にのせる。または架台を作り机の上に置くようにする。キロスターはカメラ三脚にゴムひもでしばりつけてある。
投稿者:ヒゲキタ
at 14 :25| 日記
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◆コメント
既製品のスリップリングを使うというのはどうなんでしょう?たとえば、ツバメ無線のスリップリング1980円
http://www.rakuten.co.jp/tsukumo/448148/727290/
2足歩行ロボットの自作部品(ロボットの関節接点)のようです。
投稿者: むろいし : URL at 2008 /02 /21 10 :12